のりかえローンの使い道

東京スター銀行ののりかえローンの使い道は、今借入しているローンから、金利の低いスターワンバンクローン(のりかえローン)に借り換えをすることです。
急な出費などに活用できるとして、銀行カードローンや消費者金融カードローン、もしくはクレジットカードのキャッシング枠を利用している方も多いのではないでしょうか。また、カードローンでなくとも、金融機関から高金利の融資を受けているという方もいるかもしれません。もちろん、どんな借金であれ、確実に返済していかなければいけませんが、高金利のローンだと金利負担が大きすぎて返済してもなかなか元金が減らない、というケースがあります。そのため、そのローン残高分を東京スター銀行のスターワンバンクローン(のりかえローン)から借りて完済する、というものです。高金利のローンは完済し、今度は東京スター銀行に返済していくということになりますが、金利が低くなっているため、同じ額を毎月返済したとしても利息分が少なくなるので、元金がどんどん減っていきます。そのため、完済するまでの利息を大幅に削減できるのです。
また、東京スター銀行ののりかえローンの使い道はそれだけではありません。借り換えをして、毎月徐々に元金が減っていくのですが、利用限度額の範囲内であれば、その返済した分を繰り返し利用できるようになります。例えば100万円の借金を借り換えし、コツコツ返済して元金が50万円まで減ったとします。この時利用限度額が100万円に設定されていれば、返済した50万円を万が一の時に借り入れできるというわけです。言い換えれば低金利のカードローンとしても使えるようになるのです。

のりかえローンの金利

のりかえローンは、高い金利のローンからのりかえるのですから、絶対条件として今借入しているローンの金利よりものりかえローンの金利の方が低くなければ意味がありません。
では、その肝心な東京スター銀行ののりかえローンの金利はどれくらいになるのでしょうか。
東京スター銀行ののりかえローンの約定金利は年率6.6%~8.6%となりますが、実際に融資してもらう場合には保証料がかかります。その保証料は金利にプラスされるのですが、月末ローン残高の0.1%となります。毎月返済していくわけですから月末ローン残高は徐々に減っていきますので、正確な額は割り出せませんが年率で1.2%相当といったところです。そのため、東京スター銀行ののりかえローンの金利は年率7.8%~9.8%となります。
では、この利率でどれくらいの差が出るのか、というと、例えば現在借入しているローンの金利が12%、残高が100万円、毎月2万円ずつ返済しているとします。これをのりかえローンにすると、毎月の返済額は3,433円、利息は1,833円少なくできます。これを年間にすれば、単純計算で利息は2万円、返済額は4万円以上も少なくなるのです。
東京スター銀行ののりかえローンは預金連動型となります。そのため、対象となる預金分は金利がかからないことになるのです。また、預金をすればするほど金利がかからないローン残高が増えていくため、繰り上げ返済をしなくても預金するだけで繰り上げ返済をしたのと同じ効果があるのです。当然預金ですから、引き出せば、普通に使用することもできるのです。

手続の手順

東京スター銀行ののりかえローンの手続きはインターネットまたは電話でできるので来店せず手続ができるのも魅力です。
まず、インターネットまたは電話で、ご自分の情報(氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、家族構成、住居、勤務先)などを入力し送信します。その情報により仮審査が行われ、その後仮審査の結果の連絡が来ます。
仮審査をパスしたら、今度は本審査に入ります。東京スター銀行より契約書類が郵送されるので、それに必要事項を記入(仮審査とほぼ同じ)し、必要書類(本人確認書類のコピー、収入が確認できる書類のコピー)を同封しポストに投函し、とりあえずの申し込みは終了となります。あとは東京スター銀行の本審査の結果を待つ事になります。その審査の最終段階として、勤務先に本人確認の電話連絡がきますので、それが来て確認が取れるとほぼ融資は決定ということになります(まだ融資してもらえるわけではありませんが)。
その後融資の可否連絡が来て、融資可能となり、最後にインターネットバンキング「東京スターダイレクト」でローンの振込先を登録することで全ての手続きが完了となります。ちなみにのりかえローンは、預金連動型となるため、対象となる預金残高に相当する借入金は金利がかからず、残りのローン残高分だけの金利が請求されることになります。また、利用限度額がローン残高を上回っている場合、その分だけ繰り返し借入することができるので、その後は一般的はカードローンとしても利用可能です。

のりかえローンの概要

東京スター銀行ののりかえローン【正式商品名はスターワンバンクローン(のりかえローン)】は、今借入している金利の高いローンから、それよりも低い金利のローンにのりかえ、借り換えをするという商品になります。そのため、使用用途は今借入しているローンの返済ということになります。ただし、全ての借入金に対応できるというわけではなく、銀行・信用組合・信用金庫・農協・信販会社・消費者金融などのローンに限ります(東京スター銀行の無担保個人向けローンには使用不可)。また借り入れできる方の条件としては、年収200万円以上の方で、正社員・契約社員・派遣社員として給与を得ている方(パートやアルバイトは不可)、年齢は申し込み時に20歳~65歳未満の方となりますが、保証協会(株式会社TSBキャピタル)の保証が受けられる方に限られます。
借入できる金額は30万円~1,000万円までと高額融資の可能ではあるのですが、あくまでこれはのりかえの対象となるローンの残高の範囲内となるので、100万円のローンののりかえに200万円融資してもらうという訳にはいきません。
気になる金利ですが、保証料込で年利7.8%~9.8%となります。そのため、のりかえをするのなら、今借入しているローンの金利が約10%以上でないとのりかえをする意味がありません。ただ、東京スター銀行ののりかえローンは預金連動型となっており、対象となる預金分は金利がかからない事になります。もし万が一の時のために預金している、という場合にはそれを対象にするとより金利を少なくできるでしょう。

どれくらいまで融資可能?

東京スター銀行ののりかえローンを利用することで、これまで借入していた借金の金利を低くすることができます。ただ、のりかえローンで借り入れできる金額には限度があり、いくらまでも借り入れできのりかえできるというわけではありません。
では東京スター銀行ののりかえローンはどれくらいのが額まで融資可能なのでしょうか。
基本的に、のりかえローンですので、今の借入額と同額まで融資してもらえます。ただその上限があり、1,000万円まで(下限は30万円以上)となっています。もし今の借入額が300万円あり、のりかえするという場合には300万円の融資、借入額が1,000万円なら1,000万円まで借り入れできます。ただ1,100万円の借入額の場合でも上限の1,000万円までということになります。また、借入額が300万円という場合に、それ以上の400万円借り入れする事も出来ません。
東京スター銀行ののりかえローンの特徴としては、繰り返し利用が可能です。分かりやすく言えばローン残高が利用限度額を下回っている場合は利用限度額までキャッシング可能になります。もし、200万円ののりかえローンを契約して毎月しっかり返済し、元金が50万円減ったとします。そうなると、その50万円分を借り入れできるようになるのです。ただその額も上限が決められており、利用限度額は300万円までとなります。そのため、仮に400万円ののりかえローンを契約し、元金が50万円減ったとしても、利用限度額の上限である300万円より多いのですから繰り返し利用はできません。ローン残高が利用限度額を下回るまで返済専用ということになります。

のりかえローン体験談

これまで、某消費者金融のカードローンを使っていました。急な出費の時とか助かるんで。だけど、「ご利用は計画的に」というフレーズのように、簡単にキャッシング出来てしまうもんだから、ちょくちょく借りてしまって、気がつくと融資限度額の50万円まで達してしまいました。もちろん、毎月しっかりと返済しているんですが、利息がどんどん多くなってしまって、元金がなかなか減らなくなってしまいました。しかも、出費が多い時にはまた利用限度額まで借りて、という事を繰り返していました。結局利息だけ支払っている感じですね。
そこでこのままではいけないと思い、東京スター銀行ののりかえローンを申し込むことにしました。審査をパスできるかが心配だったのですが、問題ありませんでした。これまで18.0%という高金利だったのですが、東京スター銀行ののりかえローンは9.8%ですから、ほぼ半分になりました。ただ、悩みが一つあって、消費者金融カードローンを解約するかどうかということです。カードローンをもっているといざという時に借りられるんで便利だったんです。解約してしまえば、いざという時困るし、だけどこのまま持っていると借り換えした意味がなくなると思うので…。ですが、東京スター銀行ののりかえローンは、限度額の範囲内ならカードローンと同じように繰り返しキャッシングできるということでした。しかも金利は低いですしね。おかげで消費者金融も解約しました。
金利が低くなったことで、ローン残高もどんどん減っていくようになりました。これならもっと早くこちらにしておけばよかったなあと思っています。