釣りに没頭していた時期

趣味というのは誰にでも何かしらあるものだと思います。
中には相当没頭してしまう場合もありますし、周囲からするとあまり理解されないような熱の入れ方をしてしまうようなこともあるものです。
私の場合、まさにアウトドア、特に釣りがそうでした。
釣りといっても家の近くの池や川ではなく、海釣りなので、数日の旅行を兼ねる場合がほとんどで、たびたび繰り返していると貯金が底をついてしまいました。

思いがけない出向

そんな折に、会社の人員削減のあおりを受け、出向を命じられました。
計画していた人生設計とはずいぶんと変わってしまい、収入もかなりダウンしました。
そこでアウトドアの頻度を大幅に減らして出費を引き締めるべきだったのですが、これまでの習慣からか、それほどの引き締めができないでいました。
その結果は明白で、減少した収入では補いきれず、キャッシングで補わなければならないことがたびたび出てきました。

おまとめローンを考える

気が付くと、収入の割に借入がずいぶんと増えだしてきて、返済が難しくなるのではという焦りを感じ始めました。
そこで最後の手段というつもりで地方銀行におまとめローンの相談に向かいました。
正直なところ、収入からすると、おまとめローンを引き受けるかどうかの際どいラインだということを率直に言われました。
返済が長期間にわたることと、返済の期間追加の借入ができないことを理解したうえでどうするかを判断するようにと説明を受けました。

おまとめローンの決断

正直なところ、かなりの期間、一切の借入ができなくなるというのは相当厳しい生活が待ち受けていることを覚悟しなければならず、おまとめローンを即答できませんでした。
しかしもはやしなければ個別に借り入れたキャッシングの返済をするのにもかなり管理がややこしく、最悪の場合返済をうっかりして滞らせるリスクも出ていました。
もはや悩んでいる状況ではなかったといえます。

おまとめローンの返済

おまとめローンを地方銀行が引き受けてくれたことで、これまでの借入がひとまとめになりました。
そのことで最近の借入は高い金利で借りてしまっていたものもあったのですが、地方銀行が設定をし直してくれたので、より低い金利で返済をすることになりました。
キャッシング会社に別々に返済をするよりも一本化できてわかりやすいですし、トータルの返済額も少なくなっています。
少し長丁場ですが、借入額が大きくなってしまったからには仕方のないことなのでしょう。
節約をしながら滞りなく返済を続けています。